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2022.11.25

顧客事例

隣りの土地は、買うべきなのか?

■ご相談

隣りの土地が売りに出された様子です。

地元の不動産会社や銀行は、私が購入することをさかんに勧めてきます。

これを機に隣地を購入して、自己所有の不動産を大きく活用するチャンスだと思いますが、果たして買うべきなのかどうなのかを悩んでいます。

私は、隣りの土地を買うべきなのでしょうか?

■回答

目的が明確でない場合、ご自身の資産全体のバランスから判断することをお勧めします。
今回は見送ったほうが賢明、というケースも多々ありますのでご注意ください。

写真と本文は関係ありません

■内容

かつて「隣の土地は、相場の倍でも買った方が良い」と言われた時代がありました。

しかし、時代は変わってきております。不動産相場は、ずっと右肩上がりというわけではありません。
ご自身の状況を冷静に見つめつつ、判断をしていく必要があります。

今回は、都内の城東地域で不動産をご所有されているオーナー様のご相談でした。

隣りの土地ということで大変ご興味がある様子でしたが、ご自身が所有する不動産は現在一部を賃貸中だそうです。
しかも最近、大規模修繕を行なったばかりだそうで、しばらく建て直す可能性はありません。

そして、お隣の不動産は現在空き家です。建物も古く、新たに賃貸するよりは取り壊しをする可能性が高そうです。
これでは一団として再開発をする可能性は、かなり低いと言えます。

また、資産状況をお伺いすると手元の資金はそれほど余裕が無く、新たに購入するには大半を銀行へ借り入れをしなくてはいけません。

これらの条件から総合的に判断をして、客観的な意見を述べさせていただきました。

皆様、どうしてもご自身のこととなると熱くなってしまい、冷静に考えるのが難しくなるようです。
このような時は、ぜひ一度専門家の客観的な意見を聞いてから、ご判断されることをお勧めします。

柴総合計画では不動産の売買について30分無料相談を行っています。

当社では、日ごろからさまざまな不動産オーナーからのご相談を承っております。

ご相談をお受けするタイミングはまちまちですが、すべてに共通して言えることは、まずは「早め」の相談が肝要だということです。

いざ購入や売却が進んでから、当社へご相談を頂くことも多いのですが「もっと早く相談してほしかった・・・」と思うことも多々あります。

当社では、不動産の特性やご相談者様の状況を踏まえて総合的な判断をし、最善の選択肢をご提案します。

もし、不動産の売買について少しでも気になる点が有りましたら、ぜひ当社へご相談ください。