事例/お役立ち情報 Infomation

2023.06.21

顧客事例

親族が数フロアを利用している事務所ビルは、このまま売れますか?

■ご相談

今回は、東京都内のビルオーナーからのご相談でした。

このたび、所有しているビルの売却を検討しているのですが、親族が数フロアを利用しています。

親の代から所有しているビルのため、親族が一部のフロアを契約関係などを曖昧にしたまま使用しているのが現状です。

このままの状態で売れるのでしょうか?というご相談でした。


■回答

すぐにも売れますが、まずは権利関係の整理と確認をしてから売却活動を進めるのが、望ましい手順となります。

■内容

要するに、ご親族へお貸ししている状況の確認がポイントになります。

例えば、
・ちゃんと契約書を締結しているかどうか?
・賃料の滞納がないかどうか?
・敷金など預かり金はあるのか?
・相場よりも以上に安い賃料で貸していないかどうか?
などです。

これらが揃っていないとなると、直ぐには売りにくい不動産となってきます。

もちろんこのまま売却を進めることも可能ですが、準備が整っていないと一般に売りにくい不動産となります。
そうなると、売却先は買取不動産会社が濃厚となり、安く売却することになってしまいます。

よって、まずは権利関係の整理と確認をしてから売却活動を開始するのが、望ましい手順となるわけです。

実は、世の中には親族間で曖昧に貸していることにより、後々トラブルになっているケースが多いのが現状です。
もしこのような不動産の売却を検討される際には、事前の準備が必要になります。

早めに、お近くの専門家へご相談されることをお勧めします。

柴総合計画では、ビルやマンションなどの売却について30分無料相談を行っています。

当社では、日ごろからさまざまな不動産オーナーからのご相談を承っております。

今回のご相談のように、賃貸物件を売却する場合には、締結されている契約内容の確認が重要となります。
当社では、不動産の特性や不動産オーナーの状況を踏まえて総合的な判断をし、売却に向けた最善の選択肢をご提案します。

もし、賃貸中のビルやマンションの売却でお困りの点が有りましたら、ぜひ当社へご相談ください。