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2021.11.06

不動産相続

不動産の相続はどこに相談するべき?お悩み別のオススメ相談先5選

自分の家の不動産相続を想定していたとはいえ、具体的に話を進めていなくて、相談先に困っている。

そんな方が多いのではないでしょうか?

実際に不動産の分割協議や登記に関する手続き、不動産に関する価格水準などで揉めてしまいトラブルになるケースも多数ございます。

当社で対応するお客様の中でも「結果相続に関する相談はどこに相談したら良いの?」というご質問が多数ありましたので、

ケース別にどの専門家に相談したら良いか解説を致します。

不動産の相続に関するお悩み別相談先5選

①所有する資産が預金・株式など流動資産が占める割合が多い方

所有する資産が預金・株式・退職金など主に流動資産である方は

ファイナンシャルプランナーにご相談ください。

史上空前の低金利、かつインフレリスクをはらむ現代において、流動資産をどのように運用していくのか皆様方にとっては重要な課題だと思います。また不動産を守るという意味においても流動資産の上手な運用が重要になることは、言うまでもありません。
このような方は、まずファイナンシャルプランナーを入口として相談して、必要であればそこから各専門家へと繋いで貰うような流れが望ましいでしょう。

②相続税の節税対策をしたい方

相続税全般の節税対策をしたい方は

相続を専門としている税理士にご相談ください。

2015年の税制改正により、相続税の課税対象者は一気に増えたと言われております。まさか自分が相続税を納めることになるとは思わなかった!というお話しも、最近ではよく耳にします。
どの不動産を誰が引き継ぐのかある程度定まっており、親族間での話し合いがスムーズに出来ているようであれば、まずは相続のシミュレーションをされることをお勧めします。
早めにシミュレーションをされることが、節税対策へと繋がること間違いありません。
一度、相続を専門としている税理士へ相談してみると良いでしょう。

③相続で争わないために生前に遺言の準備をしたい方

親が認知症になった場合の対策や、相続が争族にならないために遺言をしっかり準備したい方には

遺言・後見・信託を取り扱う司法書士・行政書士にご相談ください。

「相続」が「争族」になる大きな要因のひとつに、分けることのできない「不動産」の存在があります。
しかし、自分のところは関係ない、相続で争うのは結構な資産家だけだと思う方も多いでしょう。
ところがそんなことはないのです。相続争いにおいて、相続財産5,000万円以下の案件がじつに全体の約75%を占めているという司法統計もあります。
ではなぜそのような「争族」なってしまうのでしょうか。これは生前の準備が出来ていなかったことが最大の要因です。
「自分の子供たちは仲が良いから大丈夫!」と言っているあなたが、まさに危険要因なのです。
次の世代が仲良く暮らすために、どの不動産は誰が引き継ぐのかも含めて司法書士へ相談し、遺言や信託あるいは後見でしっかりと準備をされることをお勧めします。

④将来の病気や突然襲いかかるリスク対策と合わせて相続対策を考えていきたい方

将来のご病気・突然死・経済リスクなどの対策と合わせて今のうちに相続対策を考えておきたい方は

信頼関係のある生命保険の担当者にご相談ください。

もし万が一の時に、どのように不動産を次の世代へ継承していくか、このようなお悩みをお持ちの方も多いはずです。
相続シミュレーションをした結果、不動産を上手に分けられずに、どうやら子供たちに不公平感が出てしまいそうだ、このようなケースの方です。
不動産を次世代へ守っていくには、生命保険の活用は欠かせません。これらを上手に組み合わせて資産を子供達へと引き継いでいくのです。
このような場合は、ぜひご信頼されている生命保険の担当者へご相談ください。

⑤相続する資産のうち、土地・不動産が多くの割合を占める場合

所有している資産が流動資産より土地や不動産が多くの割合を占めている場合、

知識が豊富な不動産コンサルティング会社にご相談ください

所有している不動産を、どう守っていくのかという質問に答えてくれるのは、やはり不動産コンサルティング会社になります。不動産コンサルティング会社を相談の入口として、そこからお客様ごとの課題に合わせた各専門家へと繋いでもらうことが、ご所有の不動産を守り、次世代へ活かしていくための有効な手法となります。
所有している不動産の現状はどうなのか、今後どのような準備が必要なのか、将来どう活用していくのが最適なのかというお悩みには、やはり不動産の専門知識が必要となります。また老朽化した建物の再生やリノベ―ション・コンバージョンなどは建築の専門知識も必要になります。
所有している不動産が複数ある方や、ご所有資産のうち不動産の占める割合が多い方は、まずは知識や経験が豊富な不動産コンサルティング会社への相談をお勧めします。

不動産相続の相談は最初に不動産コンサルティング会社へ

相続に関するお悩みはそれぞれで、各専門家同士の協力が必要になるケースも多々あることがお分かり頂けたと思います。しかしそのお悩みに不動産が含まれる場合は、やはり不動産の専門知識が欠かせないものになってまいります。
また、各専門家はそれぞれの分野においてのスペシャリストですが、残念ながら不動産の専門知識を持ち合わせていないのも事実です。
このように相続のお悩みがあって、それがもし不動産に関連する場合には、まずは不動産コンサルティング会社へご相談されることをお勧め致します。

柴総合計画では不動産相続に関する30分無料相談を行っています。

当社では、日ごろからさまざまな不動産オーナーのご相談を承っております。
また、他でも相談したがいまいち解決しなかった、というような難解なご相談もお受けしております。
お客様のご状況を踏まえ総合的な判断をし、未来に向かってより良い不動産の相続対策準備をご提案いたします。
もちろん、お客様の課題に合わせて税理士・司法書士・ファイナンシャルプランナー・保険会社など各専門家との連携も積極的に行っております。
もし不動産のご相続でお悩みの場合には、ぜひ当社へご相談ください。