2023.03.29
ニュース
不動産コンサルティング事例発表会 成果報告
令和5年1月、公益財団法人不動産流通推進センターにおいて【令和4年度 不動産コンサルティング事例発表会】の成果報告を行いました。
この公益財団法人では、公認不動産コンサルティングマスターが、実際に取り組んだコンサルティング事例は、他の有資格者にとっても、身近で他に代えがたい新鮮な教材であるという考えのもとに、実際の事例体験を共有化し、不動産コンサルティング業務の推進に役立てていただくことを目的にした「公認不動産コンサルティングマスター限定 コンサルティング事例発表会」を毎年開催しております。
【相続対策としてのレポート】
相続に関する相談内容の概略と問題点の洗い出し、解決策について
【不動産エバリュエーションとしてのレポート】
不動産エバリュエーション に関する案件概略と提案した内容、及びその提案を選定した理由について
(※不動産エバリュエーション:土地、建物など対象不動産の価値を見極め、有効活用の知識を活用してバリューアップを図ること。)
このたび【相続対策】部門でレポートを提出をしたところ、動画で事例報告をする機会を頂きました。
事例発表会は、報告事例の中から選抜された事例を動画形式で配信する形で開催されました。
こちらは当初「公認不動産コンサルティングマスター」更新要件を充足するための有料視聴動画としてマスター向けに限定公開でしたが、受講期間の満了に伴い一般公開可となりましたので、下記YouTubeにて限定公開しております。
タイトル:共有不動産の解消で新たな暮らし方を実現!
令和4年度不動産コンサルティング事例成果報告【YouTube】
≪同業者から頂戴したご感想(一部抜粋)≫
・相続における家族の新たな暮らし方と相続対策という課題に対して同時に最適解を導くのは、専門性と他の様々な専門家との連携というコーディネーターとしての役割も必要だと感じた。
・将来を見据えたコンサルを目線として、各専門分野の専門家との協力しあいながら実行支援した結果の事例発表に感心しました。
・寒さ対策という、お客様の第一の希望に寄り添われた点、小規模宅地の特例が適用できる範囲に着目された点など、一つの専門家としての目線でなく広い視野でお客様のお悩みを解決されたところが参考になりました。
・顧客の要望をしっかり汲み取り提案する姿勢に共感しました。将来の相続対策もできた素晴らしい事案であったと勉強になりました。
・不動産に関する課題を総合的に捉え解決に向けた計画を立案するのが不動産コンサルティングであるという考えは共感できました。
・お客様の要望と問題点をしっかりと細かく、ヒアリング、把握し、提案内容のメリットとデメリットを丁寧に説明することが、お客様や家族の納得感と信頼を得るために、大切なことであると感じました。
・1つの分野のスペシャリストの場合はどうしても自身の分野の利益を優先してしまいます。コンサルティングの立場で依頼者様にとっての最善案を総合的な判断で各分野の専門家と連携してすすめる事が大切であると思いました。
・建築士とコンサルティング技術を融合し、様々なプロフェッショナル資格者と連携することで実践できた事例であると感じた。特に顧客の要望をしっかりと聞き考えることがコンサルティングには最も重要な内容であると感じた。