2021.11.30
ニュース
「18歳から大人」まで、あと〇〇日?
2022年4月1日から、成年(成人)年齢が18歳に引き下げられます。
18歳や19歳は、一人暮らしをはじめることが多いタイミングです。
例えば「部屋を借りるときに賃貸借契約を結ぶ」場合、未成年者が契約をする際は親など親権者の同意が必要となり、同意がない契約は原則として取り消すことができます。
契約に親などの同意を必要とするのは未成年者にとって不便なようですが、軽率に結んでしまった契約を取り消せるなど未成年者を守ることにつながっています。
しかし成年(成人)になると、契約時に親などの同意を必要としません。
住む場所などを自分の意思で決めることが出来て、部屋を借りるなどさまざまな契約を一人で結ぶことができます。
ただし、成年が結んだ契約は自由に取り消すことができず、契約から生じる責任も果たさなければなりません。
〈ポイント〉
2018年(平成30年)6月に民法が改正され、2022年(令和4年)4月1日より成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。
これにより、2022年4月1日の時点で18歳以上20歳未満の人(2002年4月2日生まれから2004年4月1日生まれまで)はその日で成年となり、2004年4月2日以降に生まれた人は18歳の誕生日をもって成年になります。
詳しくは「全国宅地建物取引業協会」ホームページに掲載されております。
気になる方は、ぜひチェックしてください。