2025.09.24
ニュース
『2025年住宅居住白書』公表
9月23日は不動産の日。
不動産の日アンケート調査結果『2025年住宅居住白書』が公表されました。

公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会および公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会は、20歳~65歳の全国の男女約5000名を対象に「住まいに関する定点/意識調査」を実施したということです。
<2025年度不動産の日 調査結果概要>
・「買い時だと思う」との回答は20.8%で、前年より1.6pt増加。 理由の半数近くが「住宅ローンの金利が上昇しそうなので」。
・「買い時だと思わない」との回答は34.7%で、前年と比べほぼ横ばい。 理由の大多数は「価格が高騰しすぎて手が届かないから」。
♦「持ち家派?賃貸派?」
→「持ち家派」「賃貸派」ともに、前年とほぼ横ばい。
♦「空き家に関する現状調査」
→既に空き家を所持、または将来所持の可能性があるとの回答が37.0%で、前年と比べほぼ横ばい。「放置・何も考えていない」が前年より3.8ポイント減少し、空き家を「売却」「賃貸」する手続きを進める人が増加。
♦「 空き家解決のために有効と思われる対策」
→「不動産業者からの提案やアドバイス」が前年より8.5pt増加。
♦「 不動産店選びで重視するポイント」
→「担当者」が最も高く22.4%。次いで「ネット情報や口コミなどで評判」が19.7%で前年より1.8pt増加。
♦「 不動産店の担当者に期待すること」
→「わかりやすい説明」が最も高く20.9%。次いで「デメリットも含め隠さず情報を伝えること」が20.5%。
♦「 不動産店の担当者にどのようなサポートがあると安心できるか」
→「注意点も正直に教えてくれること」が最も高く45.7%。消費者保護の観点から誠実な対応が不可欠であることが示されている。
♦「 安全な不動産取引ができるお店の証「ハトマーク」の認知度
→「見たこともあるし不動産店の目印であることも知っている」が30.1%で、前年より4.4pt増加。認知度が着実に広がっている。
◆全宅連ホームページ掲載記事はこちら
【全宅連・全宅保証】不動産の日アンケート調査結果『2025年住宅居住白書』公表
「不動産の日」について
9月23日は「不動産の日」。
秋は不動産取引が多くなることと、「2(ふ)10(どう)3(さん)」の語呂合わせから、昭和59年(1984年)に全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が定めました。